都市部の空き家問題

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部屋人口減少と核家族化の影響で、特に都市部において戸建の空き家が放置されている問題が浮上しています。これらの空き家は住んでいた親世代が亡くなり、子世代に相続されたものの、誰も住むことがなく、しかも家屋の取り壊しも行われていない状態のままです

何が問題なのかというと、それらの多くは老朽化が進んでおり、今後起こり得る地震により倒壊の危険性が高いこと、また、人が住んでいないのをいいことに、敷地内にゴミの不法投棄が行われたり、犯罪者の出入りや、放火のいたずらが起きたりする可能性が高いことです。これらの空き家に対する対策として、各自治体が条例を設けて空き家のある土地の保有者に、建物撤去も視野に入れた勧告を行うなどしています。

しかしなぜ、住む人のいない家を放置しているのでしょうか。それには税金の問題があります。建物を取り壊して、さら地にしてしまうと固定資産税が一気に6倍になってしまうという事実があるのです。あるいは、相続問題で協議が長引いてしまっている場合もあります。空き家を取り壊して、土地を売却する予定がないのであれば、空き家をリフォームしたり、すっかり建て直して賃貸物件にしたりすると、土地の相続評価を下げることができ、相続対策になります。